中高年のエンジニアが転職をしたいとき注意したいのが、20代や30代と比較すると募集が減っているという点です。募集が減っているといっても、エンジニアは専門職なので、高いスキルを持っていることを示せれば有利な形で転職できる可能性もあります。
採用する側の企業が中高年のエンジニアに求めているものは、どこにでもいる人材ではなく、高いスキルを持っている優秀な人材です。では企業が求める優秀な人材だとアピールするためには、どのようなスキルを身につければいいのでしょうか。
スキルをアピールするための判断材料の1つが、持っている資格になります。仕事の実績があったとしても、1人でやったのではなく、チームで行った仕事だと自分のスキルを示す判断材料としては弱くなってしまう場合もあります。個人で取得した資格は、自分自身のスキルを示すうえで大切なポイントです。
1つ注意が必要になるのが、中高年のエンジニアは、基本情報技術者試験などの下位の資格ではアピール材料にはならないという点です。下位資格は若い世代も含めて持っている方が多くいるので、上位の資格を取得して自分のスキルを示せるようにしましょう。
また資格を取得するだけではなく、最新のトレンドを押さえた人材を目指すことが大切です。IT業界は、常に技術が進歩してトレンドも変化しています。面接などの際には、ITのトレンドを押さえたエンジニアだとアピールする必要があります。最新のIT業界に対応できる人材は、常に企業から求められています。